2012年の韓国映画『殺人の告白』をリメイクした映画で、アクション・サスペンス調だったものを社会派サスペンス調に変えているらしい。韓国版の『殺人の告白』は見ていないのでなんとも言えないが最近の韓国映画はクオリティが高いので面白そうだ。
ストーリー
時は2017年。22年前の1995年に東京で起きた5件の連続絞殺事件の犯人が時効を迎え、派手なパフォーマンスとともに堂々と自分が犯人だと名乗り出た。
この映画の何がいいってまずタイトルがいい『22年目の告白 -私が殺人犯です-』このタイトルだけでどのような映画か想像が付くし、あらすじを見なくともなんとなく期待させてしまう。俺もAmazonプライムに出てきたこのタイトルを見ただけで興味を惹かれる見ることにした。
次に早い段階で『あ、この映画面白いかも?』って思わせる展開がいい。面白い映画とか小説って読んでいる時、見ている時に、あ、これ面白いかもって思いながら見ているか、それともあんまり面白くないなと思って見ているのでは雲泥の差がある。つまり、面白い映画や小説は早い段階で『あ、これ面白いかも?』と思わせる必要がある。
何と言ってもストーリーがいい。
どんどんテンポよく話が進んでいくし、謎が深まり、これどうなっちゃうの?と思わせ、最後には綺麗に伏線を回収し、わかりやすい形で綺麗に完結させる。ほんと、ものすごくよく出来たお話。
普段、日本映画にはあまり期待しないんだけれども、この映画はすごく面白かった。
キャスト
監督:入江悠
出演者:藤原竜也、伊藤英明、仲村トオル夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩松了、岩城滉一