Appleをたった一人で作り上げた天才スティーブ・ウォズニアックの自伝『I Woz』
彼は超がつくほどの天才で当時、Apple2にフロッピーディスクを付けろと言われ、初めて見るフロッピーディスクの実物を解体してわずか2週間で、当時、世界最速のフロッピーディスクドライブを作り上げてしまった。
そして、ジョブズと違ってかなりのお人好し。
Appleが上場する際、ガレージで生産していた頃から手伝っていた人々がストックオプションを貰えず、上場する時になんのメリットも受けられない事をジョブズに訴えていたがジョブズは全く聞く耳を持たなかった。
そこで、ウォズニアックは自分の株を譲りまくって彼らの為に家を買えるくらいの持ち株を振舞ってしまった。徹底的に持ち株をただの社員に配ろうとしなかったジョブズと対照的。
俺はかなりスティーブ・ジョブズの事が好きだけど、ガレージの頃から一緒にやっていた仲間、しかも友達になんの還元もしないなんてマジでクズだなと思う。マジで友達に選びたいのは絶対にウォズ。
アップルを創ったのは間違いなくスティーブ・ウォズニアック。彼こそ、超天才エンジニアであの時代を切り開いたのは彼の功績。ただ、あまりにもお人好しだし、ジョブズと巡り会わなければアップルは確実に創れなかっただろうと思う。
ウォズニアックは常に世界初の物を発明し、人々を幸せにする為に革新的な物を作り続けていた。人柄も考え方もずば抜けて天才でお金などに全く執着がないのだが、なるほど、これだけ自分の欲しいものを自分で作れてしまう天才なのでお金など必要じゃないなと考えさせられた。