Netflix

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』

ちょっとタイトルが気になっていた映画がNetflixにきたので見てみた。
内容とあらすじな何となくわかる、かなり興味を引くいいタイトルの付け方だと思った。

監督:李闘士男
原作:「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」作: K.Kajunsky / 漫画:ichida
出演:榮倉奈々、安田顕、大谷亮平、野々すみ花、浅野和之、品川徹、螢雪次朗

つかみはOK、でも大したオチはない

家に帰って妻が死んだふりをしていたら『何で?』って思ってしまう。この映画の導入はかなり良くできており、どうなるんだろう?って思いながら速攻で引き込まれる。

ストーリー自体はつまらなくないのだけれども、散々気にさせて、最後まで見て、大した理由とかないので、それはないだろう?って思ってしまう。

映画自体はつまらなくはないが、かなり気になるタイトルに引き寄せられた俺としては、ちょっと騙された感がある。

よかった点

主演の榮倉奈々が可愛いのと旦那の後輩役の大谷亮平がかなりいい味を出していた。

映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

久しぶりに面白い映画を見た。主演のジョン・ファヴローはこの作品の監督でもあり、アイアンマンシリーズの監督でもある。そんな訳でかちょい役にアイアンマンのロバート・ダウニー・Jrやダスティ・ホフマン、スカーレット・ヨハンソンなどの大物が出演している。

内容は一流のシェフがフードワゴンを始めると言うシンプルなものでテンポよく進んで行くコメディだけど無理に笑わせたり、感動を押し付けたりしないので見ていて気持ち良い。

エンターテイメント性のあるかなり面白い映画だった。そして、無性にキューバサンドが食べたくなる。

アイリッシュマン

『グッドフェローズ』、『カジノ』の名監督マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロ、ジョー・ペシにアル・パチーノを加えてしまったんだから面白く無いわけがない!

この映画はギャング映画の総括的な映画で、ゴッドファーザーから始まるギャング映画の黄金時代を作り上げてきたデニーロ x パチーノが老境を迎え、ギャングとは?人生とは?みたいな深いところまで総括する映画だと思う。

監督:マーティン・スコセッシ
出演者:ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ、アンナ・パキン、ボビー・カナヴェイル、ハーヴェイ・カイテル、レイ・ロマーノ、ジェシー・プレモンス

内容はやや難しく、登場人物が多いので予備知識がないと一回では理解しづらいが大枠の内容は理解できる。正直、往年のスターが登場しているのでギャング映画好きにはたまらない映画なことは間違いないが、今の若い人たちが見て楽しめるのかどうかは疑問。

だいたい、監督も登場人物も80才近くのおじいちゃんばっかりなので老人による老人のための映画と言っても過言ではない。だが、それでも面白い!

ギャング映画の名作『スカーフェイス』や『グッドフェローズ』などはテンポが早くガンガン攻めるギャング映画なので、若い頃に見て大いに刺激を受ける、これらの作品と比べてしまうとどうしてもスローテンポで物足りない、が、かと言って中弛みする訳でもない。その代わりに『ゴッドファーザー』のような重厚感がある。3時間半もある超大作だが、一気に見てしまった。

正直、期待通りの名作だった。
そして、何よりも見終わった後の余韻がいい。
この映画を見てから数日経つが、見終わった時よりもどんどん好きになってくる。こう言う映画は名作だと思う。

俺は、近いうちにもう一回見る。

カメラを止めるな

最初、何でこんなグダグダの映画が高評価何だ?と途中で見るのをやめようかと思った。だが、しかし!そのグダグダさ加減が後半に生きてくる。ほんと、この映画は作りが上手い。何でこんなに高評価なのかがよくわかった。

はっきり言って、この映画はかなり面白い!

特に主演で監督役の濱津 隆之さんの演技が凄い。冒頭のシーン、はじめ見たときは、ほんとどうしょうもないインディーズのクソ映画だなと思ったんだけれども、後からかなりの名シーンだと言うことがわかる。ほんと、見終わった後、冒頭だけでもうも一回見たいなと思わせる。

あのクソみたいなシーンを後から名シーンに変えてしまうマジック!まさに天才的。全く期待していなかっただけに、いい意味で期待を裏切られた。

今はAmazonプライムでもNetflixでも見られるからぜひ見てみてほしい映画。

ベイビードライバー

何んでこの映画が高評価なのか全然理解出来なかった。主人公に全然、魅力を感じられなかったし、スタイリッシュに見せている映像は鼻につくし、ストーリーはグダグダ。登場人物の行動はご都合主義すぎてとてもじゃないが感情移入出来そうもない。タランティーノあたりに撮らせればクライムムービーとしてそこそこ面白かったんじゃないかな。

ただ、ケビン・スペイシーは良かった。彼は今、色々と問題を起こして干されちゃっているのでもしかしたらケビン・スペイシーの演技を見られるのはこれで最後になるかもしれない。

ヴァレリアン 千の惑星の救世主

俺の大好きなSF映画『フィフス・エレメント』や『LUCY』を手がけたリュック・ベッソン監督のSF映画だから面白くないわけがない。

AmazonプライムとNetfllix両方で見られるようになったから早速見てみた。勿論、期待通りにめちゃくちゃ面白かったけれども『フィフス・エレメント』や『LUCY』を超えはしなかった。

とにかくCGはめちゃくちゃ凄いんだけれども、映画ってCGの凄さじゃないからね。フィフス・エレメントなんて今見ても最高に楽しいし、全然しょぼさを感じない。そりゃ勿論、今のCGの方が凄いんだけれど。

まぁそうは言ってもヴァレリアンのCGは、未来を見せてくれた。やっぱSFってこうでなくちゃね。特にヘルメット被って別次元の世界が見える設定のシーンなんてあと何年かすればVRが発展してあのレベルに近いところまで達することが出来るんじゃないかな?

あと、20年、30年したら宇宙にも普通に行けるようになっているかもしれないし。そう言うことを考えたらやっぱりSFって楽しいよね。

映画『SING』

子供に見せてたんだけど意外と面白くて一緒になって見てしまった。ストーリーは単純で、潰れかけた劇場を再建しようと歌のオーディションを行うと言うもの。

各登場人物のエピソードが散りばめられており、すっきりとまとまっており最後まで飽きさせない展開。

途中から見たために、見終わった後、キャストが豪華な日本語版を見て見た。

主人公のコアラはマシュー・マコノヒーからウッチャン。これが意外と良くてなんの違和感もなかった。ウッチャン、いい声している。

像の女の子役はMISIA、スカーレット・ヨハンソンが声優だったハリネズミの子は長澤まさみ。あと、ねずみ役に声優の山寺宏一さんが出ていたのも嬉しかった。

全く期待していなかったのに意外と面白くて楽しめた。

映画『阪急電車 片道15分の奇跡』

有川浩の小説を映画化した作品。
キャストは豪華だったけど、やっぱり日本映画って感じ。どうしても演技の嘘臭さ、わざとらしさが目立ってしまう。ただ、中谷美紀はよかった。

あと、サブタイトルの片道15分の奇跡っていらないだろう?どの辺が奇跡なのかさっぱりわからなかった。

有川浩さんの小説は何冊か読んだことがあるから好きなんだけれども、いきなりこの映画を見るとどうしても映画の中に入り込めない。家でダラダラとTVドラマとして見るぶんには面白かったけど。

SPECが好きだったから戸田恵梨香も良かった。ただ、こんなクズと付き合うか?って疑問なほど彼氏がクズだった。戸田恵梨香は相変わらず演技は上手いし可愛かった。

大阪のおばちゃん集団も流石にここまではやらないだろう?ってくらいワザとらしかった。きっと小説だとそれなりにまとまっているんだろうな。

ただ、ネットフリックスでダラダラ見るぶんにはまぁまぁ面白かった。

監督:三宅喜重

キャスト
中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子、南果歩、谷村美月、有村架純、芦田愛菜、勝地涼、小柳友、相武紗季、鈴木亮平、大杉漣、安めぐみ、菊池均也、森田涼花、高須瑠香、高橋努、玉山鉄二